シャボン玉ホリデー

昨年の青島幸男氏にを追うように、植木等氏が逝った。どちらも、父親の年代の方々だ。小中学生のころテレビ番組は父がチャンネル権を握っていた。父は国技の相撲、格闘技(プロレス、プロボクシング・・・)、さらに野球など好まなかった。おまけに、バラエティ番組を忌み嫌った。理由は「くだらない!」だ。午後5時くらいから9時くらいまでの時間帯のテレビはほとんど父の支配下にあった。
それでも、シャボン玉ホリデーはたまにみることができた。なぜみれたのか覚えていないが、楽しい時間だった。「いつもすまないねぇ〜」とハナ肇氏。意地悪バーさん。「お呼びでなぃ」の植木氏。笑った。腹を抱えて笑ったと思う。でも、たまにしかみることができなかった。
「ひとつの時代が終わった」と植木氏の死をいたむ言葉が続く。
スポーツ界の大御所、長島氏の現役時代のプレーを見た記憶がない。再放送、メモリー番組などで繰り返されている場面を見ているが、同時代的にはみていない。
「ひとつの時代」という見方のでいえば、植木氏、長島氏のどちらの時代にも参加していなかったと残念に思う。その間、何をしていたのだろう?