覇王の番人

明智光秀を描く時代ミステリー
一気に読み進めさせるストーリーだった、気づくと上下巻800ページも二日で読破していた
あくまで史実に忠実?に心理描写は、なるほど!なるほど!と・・・そうだったのかって納得してしまいました

# 単行本: 上巻 398ページ
# 出版社: 講談社 (2008/10/8)
# ISBN-10: 4062149605
# ISBN-13: 978-4062149600

# 単行本: 下巻 409ページ
# 出版社: 講談社 (2008/10/8)
# ISBN-10: 4062149613
# ISBN-13: 978-4062149617

タミフル復活 ・・・10代への処方解禁・・・

2008.09.16日刊薬業 [04面02] 薬害オンブズ タミフル10代使用、禁止解除に反対(CYXMAJ110608)
 「薬害オンブズパースン会議」(鈴木利廣代表)は12日、抗インフルエンザウイルス薬「タミフル」の使用について、10代への原則使用禁止措置を解除することに反対する意見書を舛添要一厚生労働相に提出した。
 厚生労働省研究班は7月、「タミフル使用と異常行動発現との間に、正の関連を検出するには至らなかった」とする疫学調査結果を専門調査会に報告。これを受けて厚労省は、10代へのタミフル使用を原則禁止している現在の措置について検討することにしていた。
 薬害オンブズパースン会議は厚労省研究班の報告について、「データ集積方法等に本質的限界があり、解析の方法についてもさまざまな異論が出されている」と指摘。「研究班自身でさえ、データの信頼性、選択バイアス、時間性に関する問題点を指摘して、『正の関連を検出するには至らなかった』との結論は、『調査データの特性に鑑み、慎重に解釈すべきである』としている」と解除反対の理由を説明した。
 その上で、同会議は異常行動と突然死との因果関係について、「単独の不十分なデザインの疫学研究に重きをおいて結論を出すべきものでなく、既に集めている多数の報告事例の詳細な検討と、薬物動態学に関する非臨床データなどを総合して判断すべきである」とした。2008.09.16日刊薬業

悪意の付加価値

悪意の付加価値
汚染米の流通などありえないとは善の世界でのこと、悪の世では汚染であろうとなんであろうと、「安く仕入れ高く売る」「そのことで儲ける」がすべての行動を正当化しているかのようだ。転売し価値を与えていく、これぞ付加価値創造だ。それが悪意に基づいていること、元凶は業界ゴロではないか?三笠フーズの例では、元幹部が顧問をする「サン商事」があやしい。転売による入手経路隠しをもくろんだに違いない。
一方、買う方も買うほうだ、「安かろう悪かろう」が明らかなこの米を自分たちは家庭で食べただろうか?製品の原料、入所者たちの食事、園児の昼食、だから安い米を使おうとしたのではないか?なぜ、こんなことが当たり前になっているのか?
監督官庁、政治家たちの発言もあきれる。「混入した農薬、カビ毒は健康に影響はない」だとさ、それはそれでいいとしても、問題はそんなことで片付かない。「食への信頼」で多くの問題が表面化している中で起きたこの悪行だ、健康被害でなく、構造的な悪意に基づく企業活動に対する監督官庁の不作為だ。