食の安全

老舗とカタストロフィー

不二家白い恋人赤福・・・と続く、老舗と言われるブランドがゆれている。
社内常識と、世間の常識に格差が広がっているようだ。

時代は「消費者の視点」が重視されるようになってきた。

人は集団を作り歴史を重ねるうちに善行と同時に悪行も残していってしまうのか?
「このくらいやむないか?」が善悪をあいまいにする。
惰性に押し流され、改善の機会を得ることなく破局(カタストロフィー)を迎える。

食の安全、だけでなく、さまざまな人の行為の中にそのような結果になる事態が隠されているような気がする。卑近な例では、贈収賄事件、公金横領事件・・・「すこしくらい、まぁいいか」が終わりの始まりだ。