タクシー禁煙

「タクシー禁煙の憂うつ」というご意見《中日新聞 29日文化面15頁○考える・論じる「4月を送る」》中日新聞常務・編集担当記事

嫌煙派の方がお読みなるといささか反論したくなる記事であろう
公共交通機関は個別選択的乗り物だから、一律禁煙はよろしくなく、喫煙率と喫煙車の比率をおなじくせよとのご提案?
本質的にご理解いただいてないと思う方も多いのでは?

タバコのにおいとにんにく、バターのにおいを同列で論じ、くさい化粧をする女性にたばこがくさいといわせないかのような発言、言論は自由という新聞社の編集担当者ならではの傲慢な姿勢が垣間見える。
においはお互い様との理解。においで肺がんにはならないとごもっともな理由を並べておられる。

受動喫煙とは単に他人のタバコの煙を吸わされることにあらず、閉鎖空間内に染み付いた有毒物質の揮発成分(臭いを含む)からの保護も重要ではないか。

中日新聞のなかで「スー族」の上司をもつ、「スワン族」の皆様のご苦労を拝察いたします。

ようやくタクシー全面禁煙、次はレンタカーをと願う者にとって、タバコ臭に寛大であれとのご提案にはなかなか承服しかねるものがあります

繰り返しますが、タクシー禁煙は決して「とんがった」事態ではなく、「無一物無尽蔵」のごとく空っぽの空間、害となる煙・臭いのないところへ公共の安全を到達させようという願いと理解したい。
タクシー内での喫煙に関する揉め事が発生しないこと願ってやみません。怪我をしてはつまらない。罰則規定のない決め事でもあり何が起こるかわからんですよね。